Free art museum #3

今日の「Free art museum」は 色について

登場する色の一般的な特徴とご紹介

黄色
黄色は光のスペクトル中(※)、最も明るい色。
「進出色」と言われ、前方に飛び出して大きく見せる。
後退色である黒の正反対の色との組み合わせは、最も認識しやすい組み合わせになる。
明度が高い為、薄暗い室内での使用でも認識されやすい。

(※)光のスペクトル中:スペクトルという言葉は説明が難しいですが、
   「色付きで日常的に見えるもの、現れるものの中で」という意味で使用しています。

青色
気持ちを鎮めて落ち着きを促す色。
落ち着いた精神状態を生み、集中を促し、増加させる効果も。
白との組み合わせは適度な緊張感、警戒心をもたせる。






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地下にある新設駅のホーム。
ホームの淵から人が待つ黄色い線まで、距離がとってあり注意を示すブロック(黒)も多めにある。
























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駅構内。
壁は木目、床は艶消しの灰色。落ち着いた色調の中、高いコントラストの案内板が目を引く。
写真のように、一番手前の案内板が読み取れる位置に来た時、ほぼ直線上に次の案内板(後方)が目に入る。
情報が容易に入り、スムーズな移動にも繋がりそうだ。
小さな表示板も含め極力、互いが重ならないようにレイアウトされているのにも好感がもてる。
私は方向音痴なので(笑)、こういう所は普段から気に掛けている。
























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地下から、地上にでた。
雲を観てもう一つ思い出す・・・

白色は平和、純粋無垢な色の象徴でもあった。
青い空との組み合わせを嫌う人はそういないであろう。




今日は私が駅で見かけ、勝手に認定したグッドデザインの紹介でした。




■Photography place:
 大阪市・京阪電車 渡辺橋にて

■Equipment used:
 SIGMA DP2s
 (by hand)

by Neosilent | 2010-09-02 21:58 | 風景・街

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